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FPとして相談料だけで生計を立てることは可能か?

"FPとして相談料だけで生計を立てることは可能か?"
これはFPへの転職希望の方からよくある質問の1つです。実際にお客様にお金のアドバイスをすることで相談料を頂戴し、FPとして生計を立てて行きたいと思われる方も多い様です。

FP業界でのキャリア形成に長く関わってきた筆者の個人的な考えでは、この問いへの答えは
「YESでもあるが、限りなくNOに違い」です。

それではどういうことなのか解説して行きましょう。

YESでもあるというのは、実際にそのようにしてお金の相談業務を生業にして活躍されているFPさんがいるからということです。それでも"限りなくNOに違い"のはそのような人がFP全体に占める割合は極めて低いからです。例えばSNSやYoutubeなどでフォロワーがたくさんいるというようなFPは、自ずと相談依頼も獲得できるでしょう。一方で誰しもがそのような仕組みが作れる訳ではないというのが実情です。要するにFPとして相談料を中心としたビジネスで生計を立てるにはFPとしての知識や能力ももちろん大事ですが、それ以上に"集客力"が重要になってきます。他の業種でも共通することかと思いますが、大事なことは集客力なのです。

それでも決して悲観することはございません。
今集客ができている人でもはじめからできていた訳ではないので、地道な努力を続ければ数年後にSNSや企業提携などで人気FPになっているということもあるかもしれませんので努力してみる価値はあるでしょう。個人で集客できなくても会社として集客ができている会社も多くございます。また、別の回のコラムでも解説していますが、FPの仕事の価値は本来「お客様のお金にまつわる悩みや課題の解決」であるはずなので、相談料だけじゃなく、お客様の課題解決のために導入する金融商品(保険、証券、不動産etc)からの手数料収入も含めて生計を立てることは、お客様の人生に貢献ができていれば何もやましいことではないはずです。このようにいくつかの選択肢を持ちながら、中長期的にどのような形でFPとして活躍していくかのキャリアプランを作っていくことが大切なことだと思われます。

いかがでしたでしょうか。これからFP業界への転身を考えられる方はぜひ参考にしてみてください。キャリアカウンセリングも受け付けていますので、ぜひ相談して見たいという方はカウンセリングお申し込みをお願いします。

2022.07.20

FP資格はFP業務をする上でどの程度必要なのか?

ファイナンシャルプランナーとして活躍していく上で、FP資格はどの程度必要になってくるものなのでしょうか。FP資格を取得してこれから転職を考えたい人、これからファイナンシャルプランナーへの転職を考えるにあたって資格取得を検討している人にとって気になるところかと思います。実務の現場ではどのようにみなされているのでしょうか。


FPサービスを行っている現場にもいる筆者の経験を元にお話すると


(1)FP資格は無いよりはあった方がよい
(2)ただしFP資格があればすぐに活躍できる訳ではない
(3)FP資格以外のこれまでの経験やスキルも必要

ということになります。


(1)FP資格は無いよりはあった方がよい

FP資格に関して、3級はあまり意味を為しません。2級とAFPは一通りしっかり学んでいますという証明にはなると思います。名刺などに記載できるのも2級、AFPからでしょう。1級、CFPは持っていると箔が付くレベル感です。ファイナンシャルプランナーとして働いていくのであれば2級までは持っているのが当たり前ということになります。


(2)ただしFP資格があればすぐに活躍できる訳ではない

FP資格があればすぐにファイナンシャルプランナーとして活躍できるかと言うと、そういう訳ではありません。自動車免許を取ったらすぐに運転できる訳でもないのと同じです。実際にはカウンセリングの流れ、商品知識など様々なことを習得する必要があります。お客様によっても実にいろいろなケースの相談があるので経験も必要になってきます。他の仕事と同じく、3年経験して1人前(つまり3年程は経験も必要)ということを前提にキャリアステップを考えるとよいでしょう。


(3)FP資格以外のこれまでの経験やスキルも必要

お客様は自分の人生の大事なお金のことを相談することになるので、知識や経験も大事ですが、ファイナンシャルプランナーの"人となり"も重要になってきます。自分自身のこれまでのキャリアや人生経験、自分の家庭の不動産や保険、投資などの状況を話ができることも1つの強みになると言えます。保険や不動産の営業であれば20代前半からでも可能ですが、ファイナンシャルプランナーとして活躍するのであればその経験に加えて上記のような自分自身の経験があるとより良いでしょう。


いかがでしたでしょうか。これからファイナンシャルプランナーになることを目指す方はぜひ1つの指標として参考にしてください。

2021.06.22

ファイナンシャルプランナー(FP)と不動産投資

みなさんは不動産投資に関してどのようなイメージをお持ちでしょうか?
"自分でもやっている""興味がある"という人もいれば"怖い""怪しい""不動産会社の営業担当者にガツガツ営業されるのではないか"等様々なイメージがあるかと思います。不動産投資もお金にまつわる事、将来の資産形成のために行うものなのでFPの仕事にも関わってくる部分がございます。

大前提として不動産投資はその名の通り"投資"であるので、絶対にうまくいく保証のあるものではありません。投資に積極的な人もいれば消極的な人もいるため全ての人にとって良いものではありません。

ではどのような人にとって不動産投資が向いているかというと"リスクを取って資産を増やしたい"人や"節税をしたい"人になります。特に後者の節税については、不動産投資はサラリーマンができる数少ない節税手段の1つでもあるので、年収の高い方は節税目的で投資用不動産を複数購入するケースもあります。また将来自分が住むことも想定して物件を購入する人もいるでしょう。

さて、肝心のFPが不動産投資をどのように関わるのかという点ですが、
・お客様に対し不動産投資のメリット、デメリットを"中立的な視点"でしっかり伝えること
・不動産投資を望むお客様に対してはどのような物件(業者)が良いのかをアドバイスできること

が求められる役割となってきます。不動産投資も数多くの物件、数多くの不動産業者が存在するため、お客様目線を持った立ち位置で話ができるFPがどういった物件や会社が良いのか選定してあげられることは一つの強みになると言えます。

上記のような視点で、不動産投資の話がしっかりできるように勉強すること、できれば収支やローンなどの知識も含め物件をしっかり選定できるようになること、お客様目線でメリットのある不動産業者と関係を築くことなども信頼されるFPになるために必要なことと言えるでしょう。

2021.06.17

FPの仕事/メリットまとめ

本日はファイナンシャル・プランナー(FP)の仕事のメリットについてご紹介させて頂きます。ぜひ転職を検討される、またキャリアを考える際の参考にしてください。


(1)時間的な自由がある
FPの仕事は最も自分のペースでできる仕事の1つです。最近はオンライン相談の敷居も低くなってきたのでより仕事はしやすくなってきました。一般的にお客様は平日夜、土日の相談を希望されることが多いですが、専業主婦やママさんなどは平日昼間のご相談をご依頼される傾向にあります。一般的な会社員のように労働時間の管理をされることはあまりなく、自由に働きやすいと言えます。旅行やショッピングなども平日の方が空いていたり、料金が安かったりするのでお得感を感じられることもできるでしょう。

(2)定年がない
定年がないこともこの仕事の魅力の1つです。60歳を過ぎても現役でバリバリ働いている方もたくさんいます。年金の給付は現在は65歳からですがより引き上げられるという案もあったり、人生100年時代と言われていますので長く働ける仕事に就くこともキャリア選択の上で重要になってきます。平均年収が高いような一般企業の仕事でも50代で役職定年になる、出向になるということや40歳を過ぎてリストラ対象になることもありますので、FPへの転身は攻めのキャリア形成であるという捉え方もできます。ただし40歳、50歳を過ぎてFPを目指すことは不可能ではないですが多くの困難を伴うこともあるので、より若い時からチャンレンジしてみることをお勧めします。

(3)お客様の為になる
「お金のことに興味関心がない」という人はほとんどいないため、全ての人に喜んでもらえることができるのもFP冥利に尽きると言えます。資金計画、投資、節約、不動産、保険のバランスを考えながらしっかりお客様の意向を考えてライフプラン作成のパートナーとなることはとてもやりがいがあり、またお客様からも頼りにされます。

(4)報酬の魅力
報酬面でも"頑張ったら頑張った分だけ報酬が上がる"ということも1つのメリットと言えるでしょう。報酬形態はFP業を行なっている各会社によって異なりますがインセンティブ制を導入しているところが多いです。たくさん稼ぎたいという方に向いている仕事でもあります。

(5)独立しやすい
自身の経験、自分のお客様、また業務提携先などの人脈が増えれば自身で独立することも十分可能な仕事です。FPの仕事自体が資格も必要ではありますが、個人のスキルやパーソナリティが重要である分独立もしやすいと言えます。そのため自分で会社をつくりたい、将来は地方で生活したいなどという方にも向いているかもしれません。

いかがでしたでしょうか。もちろん、FPとして活躍して上記のようなメリットを享受できるようになるためには努力、勉強、経験、覚悟が必要になってきますし、誰でも成功が約束されている訳ではないことも重ねて記載しておきます。上記も踏まえ、FPへの転身を考えている方は当サイトのカウンセリングも活用してみてください。

2021.06.09

保険営業マンとファイナンシャルプランナーの違い

今回は"保険営業マンとファイナンシャルプランナーの違い"について解説します。
当社に相談をお申込みされる方のご相談内容でよくあるのが「転職サイトでFPの仕事を探しても保険営業の仕事ばかりが表示される」「私は保険営業ではなくて、中立的な金融アドバイザーの仕事がしたい」というものがあります。実際、保険会社の求人でも"ファイナンシャル・プランナー"、"ファイナンシャル・アドバイザー"と謳っているものが多くあります。

では「ファイナンシャルプランナー(FP)」と「保険営業」の間に違いはあるのでしょうか?
答えを申し上げるならば"FPと保険営業マンは実際には違う"ということになります。

筆者の経験値も元にお話をすると

保険営業マン→保険を提案・販売する人
FP→保険も提案・販売することもあるが、それ以外のこともできる人

ということになります。

FPは保険以外にも不動産や証券などの金融商品、また有料のライフプランやセミナーの講演など分野が多岐に渡ります。どの分野を主戦場とするのかは人によっても異なります。

この"保険営業"と"FP"という職業の敷居があいまいになっている理由としては以下のようなものが挙げられます。
・保険会社もファイナンシャル・プランナーを自称している
・FP会社と名乗っていても保険を中心に取り扱いしている人も多くいる
・純粋なFP会社が世の中で知名度が高くない(求人もあまり大手求人サイトでは公開していない)

またお金をトータルでコンサルティングできるFPになるためにはFP資格取得もさることながら、保険、証券、不動産など各分野に実際の実務を通して精通する必要があり、多くの努力や勉強が必要になります。

もしFPを目指すのであれば、自分にはどのような形が向いているか、どんなキャリアが形成できるか、どんな勉強をするべきか、経験を積むべきかなどをまず知ることが先決と言えます。真剣に将来FPになることを目指す人はぜひ当サイトのカウンセリングも申し込んでみてください。

2021.05.25

FPにはこんな仕事もある(5)住宅展示場でのFPカウンセリング

FP(ファイナンシャルプランナー)にはこんな仕事もあるシリーズの第5段です。
FPの仕事には住宅展示場で住宅の購入を検討されているお客様に資金計画表の作成やお金の面でのお客様のご不安解消のための相談という業務もございます。お仕事のご依頼は住宅展示場を運営しているハウスメーカーさんから頂きます。

なぜ展示場でFPが呼ばれるのか?それは住宅展示場を運営しているハウスメーカーさんにとってもメリットがあるからと言えるでしょう。一般に住宅を購入検討するときにお客様がご検討されることは住宅の性能やデザインなどもありますが、それ以外にも例えば以下のようなことがございます。

・金利は変動がいいのか、固定がいいのか、どこの住宅ローンが良いのか
・最大でいくらくらい借りられるのか、ローンはペアローンがいいのか単体で組んだ方がよいのか
・頭金はどの程度入れたらよいのか
・自分たちの収入だとどれくらいの予算で住宅購入するのが妥当なのか
・住宅ローンを組んでも家計は将来に渡ってしっかり回していけるのか
・子供の教育費はどの程度かかっていくのか、どんな風に積み立てるのがよいのか
・会社で加入している確定拠出年金の仕組みがよくわからず老後の資金を予測しづらい
・住宅購入にあたって何か見落としていることはないか
Etc

これらに関して唯一の正解というものは存在せず、お客様それぞれの状況や価値観によってもベストアンサーは変わってきます。特に住宅購入というのは一生で一番大きな買い物ですから不安なこともありますし、誰かに相談したい、チェックしてほしい、背中を押してほしいなど様々な気持ちがあるものです。

ファイナンシャル・プランナーはこんな時に最も便りになる存在でもあります。
資金計画、住宅ローン、教育資金、証券、保険など全ての分野に精通しているからこそ、そのバランスを見ながらお客様にアドバイスをすることが可能です。ハウスメーカーさんとしても、お客様にご不安を解消していただいて安心した状態で住宅購入のご提案を聞いて欲しい、また他のハウスメーカーと差別化を図るためにも良質なFP相談を提供したいと考えられています。

もちろん、このような形でお客様のお役に立つことは簡単なことではありません。
FPとして知識とスキル面の両面を向上させる必要がある、つまりかなり一生懸命勉強する必要があります。FPの仕事は勉強をし続けることが重要な職業です。勉強や研鑽し続けることができれば、お客様にもたくさん喜んでいただける、やりがいのある仕事と言えるでしょう。


※こちらは弊社関連会社である株式会社マネープランナーズでの事例を元に記載しています。

2021.05.12

ファイナンシャルプランナー(FP)の仕事はコンサルタント?それとも営業?

ファイナンシャル・プランニング技能士(以下FP)の資格は年間10万人以上が受験する有名資格です。FPの資格をとって資格を活かせるキャリアにつきたいという希望を持った方が大変多いです。


ファイナンシャルプランナーWANTED!のカウンセリングでよく頂く質問の1つに「FPの仕事の内容には営業の仕事も含まれるですか?」というものがあります。特に未経験者の方にとってFPの仕事とは具体的にどのようなことをするのか、イメージがつかない方もいらっしゃる様です。


この質問への回答は「YES」でもあり「NO」でもあります。どういうことかというと、相談料や公演、記事の執筆だけで生計を立てているFPもいれば、それに加えて保険や証券等の金融商品の取り扱いも行っているFPもいます。


割合で言えば後者のパターンの方が圧倒的に多いというのが現状です。
理由は様々ありますが、お客様が金融商品の契約まで望まれることが多いこと、金融商品取り扱いによる手数料収入がFPとして生計を立てるために欠かせないこともあること、特に日本ではお客様側に相談料を支払って良質な情報を得るということを考える人が少ないことがあげられます。

ただしこれは個人的な主観としては"どの業界でも当たり前に言えること"であり、決して悪いことではないと考えています。例えば、ITコンサルティング会社はクライアントのIT課題を分析・特定し解決策を提示し、その上で自社サービスの導入を提案します。どのような仕事でも"Planning"と"Action"が存在しており、お客様から信頼をされている場合その両方でお役に立てることがお客様にとっても最もメリットがあると言えるでしょう。

これを鑑みると、FPとして活躍していくためには金融商品の営業という側面もあることをしっかり理解しておいた方がよいでしょう。"お客様に喜んでいただく"ことと"金融商品のご案内も行い、ご契約も頂く"ことのバランス感覚を持つことが重要だと言えます。

2020.11.02

FPにはこんな仕事もある(4)記事の執筆

FP(ファイナンシャルプランナー)にはこんな仕事もあるシリーズの第4段です。
FPはお金にまつわるやりくりのハウハウや税金、社会保険等の専門家であるため、企業や金融系の会社から記事の執筆を依頼されることも多々あります。みなさんも、お金系の記事を何かのサイト等でみたことがあるのではないでしょうか。

どのようにして依頼が来るかといえば、依頼企業とのコネクションがあって依頼されることがケースとしては多いですが、今ではクラウドソーシングなどで仕事として受託している人も多いようです。子育てしながらや、空いている時間を活用して行うことのできる仕事でもあるといえます。

執筆の料金は案件にもよりますが、10,000円〜ということが多いようです。必要資格としてはFP2級以上、できれば1級が望ましいです。ライティングのスキルは、スクール等で学ぶことで取得可能です。

FPに興味のある方は、1つの仕事内容として参考にしてください。

2020.11.02

FPにはこんな職種もある(3)反響営業型の保険営業

「FPにはこんな職種もある」シリーズの第3段です。今回は保険営業について解説していきます。

弊社にカウンセリングに来られる方でよく聞くのが、大手求人媒体でFPとしての転職先を探すと、保険会社の求人メールがよく届くというケースがあります。またその相談者のほとんどが、やりたい仕事はFPとしての仕事であり、ベタベタの保険営業ではないと言います。

確かに、FPと保険営業だと似ているようで少し隔たりがあります。一方で保険営業マンもお客様の人生のコンサルタントという肩書きで活動しており、ライフプランの設計等を得意としている方もいますし、FPの仕事に近い部分もあります。それが求人媒体、転職情報サイトで保険営業の求人が多い理由だと思われます。

弊社でもカウンセリング次第では保険の仕事をオススメする方もいますが、その際のポイントとして、反響営業型のスタイルで営業している保険営業が未経験の方にはよいのではないかと考えています。

保険会社の中には、個人開拓で活動している保険会社と反響営業で活動している保険会社があります。個人開拓の保険営業マンは知り合いやご紹介等から販路を開拓していくスタイル、反響営業の保険営業マンは保険会社のHPからの問い合わせのあったお客様の対応や、既契約のお客様のフォローや追加契約を中心に活動するスタイルです。

個人開拓で活動している保険会社の方が求人の数も圧倒的に多いですが、弊社としてあまりオススメできないのは、長く続かない方が多いからです(もちろん大活躍している方もたくさんいますが)。FPとして活躍するため、まず経験を積むというスタンスでキャリアを考えるのであれば、固定報酬がついて、教育やお客様対応の経験も積める反響営業型の保険会社への転職は一つの選択肢ではあるのではないかと言えます。どのような保険会社が反響営業に該当するのかについて詳しく聞きたい方には転職カウンセリングにてご説明しております。

2020.11.02

FPにはこんな職種もある(2)セミナー講師

よく弊社サイトのカウンセリングでご相談をいただく中で、「ファイナンシャル
プランナー(以下FP)にはどんな仕事があるのか?」と聞かれることがあります。弊社ではサイトに掲載している会社以外にも紹介先企業がございますが、今回は「セミナー講師」という仕事をご紹介します。


不動産会社、証券会社、金融系のITサービスetc、世の中にはお客様に対し、自社の商品やサービスのメリットや使い方等について適切な情報を届けたいと多くの企業が考えています。しかし、自社の社員が説明したのではお客様にとっていまいち合理性がありません。そんな時に頼りにされるのがFPです。第三者としての立場を活かして、その商材がどのような価値を持つのか、プロの視点とフラットな目線でお客様に伝えられるのがFPのメリットです。そのような訳で、セミナーや様々な記事の執筆をFPにお願いしたいというケースが多々あります。


お金のもらい方としては講演に対する講演料というケースが多いです。お客様に分かりやすくセミナーで情報提供できることは1つのスキルだと言えます。もちろん、FPになってすぐにセミナー講師が務まる訳ではありませんが、数年経験を積めば、このような活躍のフィールドがあるということは1つのやりがいになるかもしれませんね。

2020.11.02

FPにはこんな職種もある(1)不動産会社のファイナンシャルプランナー

よく弊社サイトのカウンセリングでご相談をいただく中で、「ファイナンシャル
プランナー(以下FP)にはどんな仕事があるのか?」と聞かれることがあります。弊社ではサイトに掲載している会社以外にも紹介先企業がございますが、その中に「不動産会社のファイナンシャルプランナー」という仕事もございます。

不動産会社には、当然のことながら不動産の購入を検討されるお客様がいらっしゃいます。ただお客様も実際に不動産も購入するかどうか、また購入するにしてもどれくらいの金額帯の物件を購入するのか、常に悩みはつきまとうものです。

そんな時に活躍するのが不動産会社に所属するFPです。お客様に対し、ライフプランシュミレーションや住宅ローンの計算、どのくらいの物件金額であれば無理なく相談できるのか等の相談を行い、お客様が安心して物件を購入するためのサポートを行います。不動産会社の中でも、お客様に物件を購入いただくため、また顧客満足を上げていくために重要な仕事です。

仕事の魅力という観点で言えば、住宅ローンや住宅購入に特化した相談スキルが養えることや、不動産会社に所属するので報酬面でも安定していることが魅力だと言えるでしょう。FPの仕事の中にはこういった仕事もあると知れば、より求職の選択肢も広がるかもしれません。

2020.11.02

ファイナンシャルプランナー(FP)の年収について

先日カウンセリングに来られたお客様から「FPの年収が○○万円と雑誌に書いてありましたが本当ですか?」という質問がありました。実際多くの方が気になっているところかもしれません。

この質問に回答するとすると、「本当にその人次第」ということになります。特に独立系FPになりますとその傾向は顕著になります。会社によって一定のお給料のつくところ、完全歩合なところとマチマチですが、いずれにしてもFPもある種の営業である以上「お客様の信頼を得られるか」「分かりやすい話が講演でできるか」ということにも左右されてきます。生命保険や金融商品の取り次ぎ手数料も重要な収入源となるため、1件1件こまめにお客様にご提案しご契約頂けるとかという事でも収入は大きく変わって来ます。

FPの業界では年収2000万円以上の人もたくさんいますし、平均年収以下の人もいますし、時間的な自由やワークライフバランスを第一において活動している人もいます。いずれにしても大事なことはFPとしての経験を積み、その上で自分自身のキャリアプランを作っていくことになってくるかと思います。

2020.10.20

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