保険営業マンとファイナンシャルプランナーの違い

今回は”保険営業マンとファイナンシャルプランナーの違い”について解説します。
当社に相談をお申込みされる方のご相談内容でよくあるのが「転職サイトでFPの仕事を探しても保険営業の仕事ばかりが表示される」「私は保険営業ではなくて、中立的な金融アドバイザーの仕事がしたい」というものがあります。実際、保険会社の求人でも”ファイナンシャル・プランナー”、”ファイナンシャル・アドバイザー”と謳っているものが多くあります。

では「ファイナンシャルプランナー(FP)」と「保険営業」の間に違いはあるのでしょうか?
答えを申し上げるならば”FPと保険営業マンは実際には違う”ということになります。

筆者の経験値も元にお話をすると

保険営業マン→保険を提案・販売する人
FP→保険も提案・販売することもあるが、それ以外のこともできる人

ということになります。

FPは保険以外にも不動産や証券などの金融商品、また有料のライフプランやセミナーの講演など分野が多岐に渡ります。どの分野を主戦場とするのかは人によっても異なります。

この”保険営業”と”FP”という職業の敷居があいまいになっている理由としては以下のようなものが挙げられます。
・保険会社もファイナンシャル・プランナーを自称している
・FP会社と名乗っていても保険を中心に取り扱いしている人も多くいる
・純粋なFP会社が世の中で知名度が高くない(求人もあまり大手求人サイトでは公開していない)

またお金をトータルでコンサルティングできるFPになるためにはFP資格取得もさることながら、保険、証券、不動産など各分野に実際の実務を通して精通する必要があり、多くの努力や勉強が必要になります。

もしFPを目指すのであれば、自分にはどのような形が向いているか、どんなキャリアが形成できるか、どんな勉強をするべきか、経験を積むべきかなどをまず知ることが先決と言えます。真剣に将来FPになることを目指す人はぜひ当サイトのカウンセリングも申し込んでみてください。