ファイナンシャルプランナー(FP)と不動産投資

みなさんは不動産投資に関してどのようなイメージをお持ちでしょうか?
“自分でもやっている””興味がある”という人もいれば”怖い””怪しい””不動産会社の営業担当者にガツガツ営業されるのではないか”等様々なイメージがあるかと思います。不動産投資もお金にまつわる事、将来の資産形成のために行うものなのでFPの仕事にも関わってくる部分がございます。

大前提として不動産投資はその名の通り”投資”であるので、絶対にうまくいく保証のあるものではありません。投資に積極的な人もいれば消極的な人もいるため全ての人にとって良いものではありません。

ではどのような人にとって不動産投資が向いているかというと”リスクを取って資産を増やしたい”人や”節税をしたい”人になります。特に後者の節税については、不動産投資はサラリーマンができる数少ない節税手段の1つでもあるので、年収の高い方は節税目的で投資用不動産を複数購入するケースもあります。また将来自分が住むことも想定して物件を購入する人もいるでしょう。

さて、肝心のFPが不動産投資をどのように関わるのかという点ですが、
・お客様に対し不動産投資のメリット、デメリットを”中立的な視点”でしっかり伝えること
・不動産投資を望むお客様に対してはどのような物件(業者)が良いのかをアドバイスできること

が求められる役割となってきます。不動産投資も数多くの物件、数多くの不動産業者が存在するため、お客様目線を持った立ち位置で話ができるFPがどういった物件や会社が良いのか選定してあげられることは一つの強みになると言えます。

上記のような視点で、不動産投資の話がしっかりできるように勉強すること、できれば収支やローンなどの知識も含め物件をしっかり選定できるようになること、お客様目線でメリットのある不動産業者と関係を築くことなども信頼されるFPになるために必要なことと言えるでしょう。